こんにちは!いつもブログを読んで下さってありがとうございます。
今日は私のことを少しだけ。国家資格でもある、製菓衛生師を取得した理由を書いてみようと思います。
目次
そもそも何で資格を取ろうと思ったか?
最初のほうの記事でも触れましたが、私は20歳で結婚をし、21歳で長男を出産しました。
主人との出会いは17歳の時で、付き合って早々20歳になったら結婚しよう。と約束を交わしていたので、今から正社員になってバリバリ働くぞ!というよりかは、家庭に入り結婚生活を送るほうが自分の中でイメージが出来ていましたし、望んでいたことでした。
無事に長男を出産し、右も左もわからない育児が始まり…
周りの友達もそんなに早く出産していない子ばかりだったので、育児の相談をする人もいない。児童館にはよく通っていましたが、周りのママ達は10個くらい年齢が上だったので気を使ってしまったり、心を開けるママ友はあまりいませんでした。
それでも、私は息子と2人でプールへ行ったり公園へ行ったりピクニックをするのが大好きだったので、それはそれで楽しい日々を送っていたのですが、ふと自分のことを思うと「私ってこのまま家事育児だけをして気付いたら年をとっているのだろうか?」「周りの皆は大学を出て仕事をバリバリ頑張っているのに、私はこんなにのんびりしていて大丈夫?」と考えるようになりました。
まだ主人の年齢も若くて、大したお給料を貰っている訳でもありませんし、私も働きに出る必要があるなーとも思っていて。(本当は子供とずっと一緒にいたかったけど)
長男2歳の時に保育園へ入所できる地域に引っ越しをし、働きだしたことと自分の時間が多少とれるようになってからふと「資格をとりたい!」と思うようになりました。
勉強するなら周りの2倍も3倍も努力しないといけない

大した資格もスキルもないまま結婚した私は、周りの同年代の子たちに追いつくには2倍も3倍も努力し頑張らないといけない、と思っていました。
同年代の子たちは、大学、勉強、アルバイトが主な生活だと思うのですが、私の場合は家事、育児と他の役割があるため勉強、パートを同時進行で頑張らなければいけません。
朝は6時に起き、洗濯、夫のお弁当、朝食を作り子供の身支度、自分の支度を終えて8時には保育園、9時から16時までパートをする日々を繰り返していました。
夫は当時仕事が多忙だったため、送迎は毎日私が担当です。熱が出た時に仕事を休むのも私。2歳くらいの男の子ってしょっちゅう熱を出すから何度気まずい思いをしながら職場に電話をしたことか。本当は一緒にいてあげたいのに、何度も熱を測ってしまう自分のことが嫌いでした。
また、自転車通園で最初に通っていた園は3つも4つも隣の駅だったため、雨の日や風の強い日、冬の激寒い日なんかは半分泣きそうになることも。長男もあの頃は本当によく頑張ってくれていたと思います。
送る時はいつもぐずぐず泣いていたし、私もそんな長男を見て心が折れることが1000万回くらいありました。
私のやっていることって意味があるのだろうか、お金のためや社会と関わるため、自分の目標を叶えるためにこんなにも親子で辛い思いをするのは間違っているんだろうか。と悩んでいた時期でもあります。
でも、一度やると決めて引っ越しまでしたし、長男が泣きながら頑張ってくれているなら私もその分頑張らないといけない。長男を他人に預けている時間をもっと有意義に使わないと長男に対して失礼だ、と思い製菓学校へ通い資格を取ることを決めました。
週4日働いて、平日残りの1日は長男とゆっくり過ごすと決めている1日、休日の土日で製菓学校へ通っていました。
学校が始まってからは、課題のレポートを提出しなければいけないので、朝の5時起きでやったり、寝かしつけが終わってからしていました。(絶対今じゃ出来ない)
そんな生活を続けていくうちに、土日にスクーリングへ行くと実習でお菓子を作るのですが、長男が「今日もお土産楽しみにしてるねー!」と送り出してくれることも増えるようになりました。
資格を取ろう、勉強しようと思ったのには別の理由もあった
実は資格を取ろうと思ったのには別の理由もありました。
我が家の夫は結婚する前も、したての頃もとにかく独立願望が強い人だったのです。
一緒の職場で働いていたから、仕事ぶりや仕事に対する姿勢なども見てきたつもりです。
でも、誰かの元でお給料を貰いながら働くのと、独立して一から築き上げるのとでは、比べ物にならないくらいの努力や大変さがあります。
当時夫の周りには、独立して成功している人や自由に仕事をやっている人が多かったので、影響も受けていたのだと思います。若かったので、私も夢を持っている人っていいなと思っていました。
でも現実はうまくいくことばかりではなく、結婚早々挫折も味わっています。
その後独立は諦めて、何となくサラリーマンをしているけれど毎日の仕事にやりがいを持っている感じでもない夫を見て、私は”変わってほしい”と思っていました。
一緒の職場で働いていた頃、独立を目指していた頃はもっと生き生きしていた夫。
その頃の夫を知っているからこそ、安定した収入を得ることの出来るサラリーマンの仕事でも人生の大半の時間を注ぐのならをもっと楽しく向上心を持って取り組んでほしい。そんな図々しいことを考えていました(笑)
でも、人を変えることって難しいんですよね。
ましてや距離の近い妻からそんな指摘を言われても、素直に聞き入れるような人ではありませんでした。第三者から言われると少し効果はあるけど、そんな人もいません。
当時の夫は、周囲の人が自由人、独立して自分の力で這い上がった人ばかりだったため”資格なんて取る意味がない”という考えの人でした。
それなら、自分から変わればいいんだ。自分が努力して何かひとつの資格を目標に向かって頑張っていたら、その姿を見て何か感じ取ってくれるかもしれない。気持ちに少し変化を与えられるかもしれない。と思ったのがもうひとつの理由でした。
まぁ、もし私が頑張ったところで夫に何も変化がなかったとしても、私の中には学んだ経験や知識が必ず残るし、それが一番の目的としていないからいいや。とそのくらいの気持ちで構えていた自分もいました。
でも、不思議と私が勉強をしだしたら、夫の意識も少しずつ変わったようで。。
学校へ通い始めてから1年を過ぎた頃、夫も英語の勉強や、簿記の勉強をし始めました。しかも、「この資格を取る。」と言い出して完全独学で、簿記二級を取得。
え、あれほど資格なんて無意味、勉強するだけ無駄!と言ってた人が、変わるもんだな!とびっくりしたのと同時にしめしめと思っていました(笑)
やっぱり、夫婦って鏡なんですよね。ずっと一緒にいると、性格や考え方も似てくる気がする。良い所も悪い所も。だから、見事私の作戦は成功したのでした。(でもこれは夫には言っていないw)(今も絶賛勉強中な夫)
そして、何より嬉しかったのは私が大きなお腹を抱えて試験を受けに行き、その後無事に次男を出産、産褥期に横になっている布団で合格発表を知り、それを夫に一番最初に報告した時。ものすごく、びっくりしたような、ハッとした表情で「おめでとう!!」と言ってくれたことがとても嬉しくてよく覚えています。
一番近くで見てくれていたし、私がスクーリングの度に幼い長男を一人で見てくれていました。一応国家資格でもあるし、難易度もそれなりで、教科書にはちんぷんかんぷんな言葉ばかり書いてあるし、覚えることも山ほど。まさか本当に受かるとは思っていなかったのかもしれません。
資格はその人の勉強した、努力した証だと思う
こんな生活を2年間も続けながら、無事に取得した製菓衛生師という資格。
でも、周りからは「パティシエになるのにその資格っているの?」「じゃあ次はケーキ屋に就職しようと思っているんだね?」と聞かれることが度々あります。
パティシエこそ実力社会なので、この資格は必ずしも必要ではありません。
高島屋に出品する程の腕前のシェフがいる製菓店で勤めたこともありますが、製菓店は朝がものすごく早く、採用する側も早朝から来てくれる人を重視しますので、次男を出産した後にまたケーキ屋に就職しようなんて思っていませんでした。
じゃあ何故この資格を取ったの?と言われそうですが、私はこの資格を取りたいと思ったのがこのタイミングだったからであり、その資格を生かすのは何年先になっても良いと考えているからです。
将来、出来れば自分の畑で育てた野菜やベリー等を使ってお菓子が作れたらいいな。と思っています。道の駅や、産直市場で細々と販売することが出来たら。そういう”夢”と出会えたのもこの資格のおかげなんです。
それに、その時初めて販売するとしたら、全く知識も実績もない人より、”こういう資格を持っています。”という人から買ったほうが、お客さんは少なからず安心するんじゃないだろうか?と感じたからです。(信頼に繋がる)
資格を持っているというだけで、その分野のことを頑張って勉強した、努力して取得したという証明になります。少なくともその分野については他の人より詳しくなれているはずです。
私、この資格を持っているんだ!と威張るつもりも鼻高々になる気も全くないですが、それまで何も持っていなかった自分に初めて”私はこういう人です。”という肩書というか、自分は何が好きで、何を得意としていて、というものが付いた気がしています。
将来子供たちの手が離れた頃にどこかで働こう、と考えた時も、この資格を持っていれば製菓店で採用してくれる可能性が1%くらい上がるかもしれない。もうそれだけで十分です。
好きな分野の資格だから、職場によっては体力的にハードな所もあるかもしれませんが、好きな仕事だから苦にはならない。とも思っています。実際製菓店に勤めていた時は得るものが本当に多かったです。
この経験から、母になっても学ぶことは出来るんだ!という自信に繋がり、次男を出産してからも介護の資格、持っていなかった運転免許の取得と勉強と試験を繰り返していました。
正直言って学生の頃より子供を産んでからのほうが勉強しています^^;
今は資格取得についてはいったんこのくらいにしておいて、徐々に生かす方向にシフトしている段階です。
でも、また学びたいことが出来たらこの先も学び続けると思います。
人生、まだまだ知らないことばかり。死ぬまで勉強と思っています。(試験はいやだけど!)
これが、私が資格を取ろうと思った理由です。
何か皆さんの心に響くものがあれば嬉しいです^^