これからしばらくは、お家に関しての記事ばかりになることをご了承くださいw
おやつなんぞ作っていられない程の精神状態ですw₍子供たち、ごめんよ。。₎
先ほどの記事で触れた、どうして家を買おうと思ったのか。をお話したいと思います。
目次
長らく同じ賃貸に住んでいた。
今の賃貸に住んで、10年以上が経ちました。
当初はこんなに長く住むとは思っていなくて。そもそも私は、お庭のある家を希望していたので、狭いバルコニーしかないこの賃貸をあまり気に入っていませんでした。
それでも、ここに住む前は古ーい賃貸に住んでいたので、主人の希望もあってこの新しめなお家に引っ越してきたのです。子供を保育園へ入れることのできる地域ということもあって。都内からのお引越しでした。
最初は綺麗な内装がとても気に入っていました。
バルコニーも狭いしお庭もないけど、利便性は良い立地に建っているので生活する上であまり不便を感じなかったし。
いつか、お庭のあるお家に住めたら。。と思っていましたが、引っ越しするのにも何十万というお金がかかりますよね。それに、沢山の賃貸を内見しましたが、立地や内装、家賃共にこの今の賃貸を超えるものになかなか出会えませんでした。
だから不満は言っていたけど、何だかんだで住みやすかった、自分にとってこのお家がベストだったのだと思います。
こんなに聞こえる?木造アパートの音について。
このお家に引っ越してくるまでは、軽量鉄骨のマンション、鉄筋コンクリートのマンションに住んだ経験がありました。
木造アパートは初めてです。住み始めた当初から、ここの建物にはいくつもの騒音についての注意喚起のチラシが全戸に配られていました^^;
きっと、皆さんこんなに聞こえるなんてー!と思っていたのでしょうね。
携帯のバイブ音、目覚ましの音、音楽を聴いている音、、掃除機や足音など。。
我が家は、子供の足音で神経質になりたくない!と思っていたので自ら1階を希望しました。
それが失敗だったのか、入居して数年後から上階の足音にめちゃくちゃ悩まされる日々がやってきました、、!
上階にもお子さんがいらっしゃって、成長と共に足音がやばいくらいに響いてきていました。一番ひどい時なんかは、我が家の照明がどしーん!どしーん!と響きながら揺れていました。
階段を上る音も筒抜けなので、いつ出掛けたか、いつ帰ってきたのかもわかってしまうほど。₍本当は知りたくありません。₎
でもきっと、我が家の声も聞こえていたのだと思います。ちょっとうるさすぎた時に愚痴を言ってしまったら、そのあと玄関先で顔を合わせた時に微妙な顔をされました。
二階には下の階の声や音が筒抜けで、一階には足音や生活音が筒抜けだったのだと思います。
挨拶をしても無視されてしまうこともあったし、お隣の人に会うのが次第に怖くなってきてしまい。また、無視をされてしまうんじゃないかとビクビクしながら生活していました。
二階の方がどの程度聞こえていたのかはわかりませんが、当時は我が家ばかりが我慢をしている、と思っていました。
ミキサーで何かを作る音も、もちろん聞こえるし包丁でとんとんとんとん!と切る音も、もちろん聞こえてきます!トイレの流水音も排水管を流れる音で聞こえてくるし^^;お風呂に入るドアを開ける音も、聞こえてきます。やばいでしょ?木造アパート!
それでも初めは、お互い様と思って我慢していました。生活音は仕方がないと思っていましたし。それでも、お子さんがダイブしてジャンプしたりする音や、ドタドタと走り回る音だけは本当に無理になってしまって、ノイローゼ気味になりました。
毎日のようにsuumoを見ては賃貸を探していました。目の前に可愛い赤ちゃんの時の次男がいるのに、ママはsuumo。。罪悪感を持ちつつも、心は限界でした。
気に入る賃貸が見つからない→ちゃんとしたお家を買おう。となる。
休日の度に、近所の賃貸を内見したり、隣駅の賃貸まで足を運んだこともありました。
でも、やはり私は今の住んでいる環境が好きで。街も大好きなところで主人の定年までずっと住んでいたいと思える街なんです。
他の賃貸を内見すると、どうしても今の家の家賃と内装や立地を比べてしまいますよね。
建物の音の筒抜け具合は限界がきていましたが、ずっと我慢をしていたせいか極度の心配性になってしまい、このお家に引っ越しをしたとしても騒音があったらどうしよう。という思考に変わってきていました。
引っ越しって小さい子供がいると本当に大変なことだし、お金も結構かかりますよね。
ある賃貸に引っ越そう!と一度は決めて見積もりをとってもらったら、前家賃も含めてではありますが60万くらいかかると言われました。
60万を支払って、また音に悩まされたら?ご近所ガチャに、失敗したら?と思うとよほど住みたいと思える魅力的な物件じゃない限り、下手に引っ越しはやめておこうとなってしまい結局、10年以上も今の場所にいることになりました。₍主人の転勤とか起きてほしいと本気で思っていた₎
音に関して現在は、まだ普通に生活音は聞こえてきますがお子さんの成長と共にマシにはなってきている実感はあります。それだけが本当に救いでした。
なので、ここ数年は今の賃貸の良い面にも目を向けることができていて、ここから入る風が好きなんだよな~♪とか、ここから見るこの景色が好き!となっています。
ただやっぱり賃貸なので、自分の家という感じはあまりしないですし、ピッカピカにお掃除して大切に使おう!!という気にもあまりなれない自分がいました。
長く住めば我が家の子供たちも成長します。長男が中学校に入る頃に一人部屋を与えてあげられなかったら、受験勉強とか大丈夫かな?と思っていましたし、何とか工夫すれば一人部屋も与えてあげられる間取り(3LDK)でしたが次男も成長するといつかは限界がきてしまうかも、とも思っていました。
そんな時に、音のことも含めてちゃんとしたお家に住むならもう買ったほうが良いんじゃないか?買うならマンションではなく一戸建てにしよう。自分の家なら愛着も持てて掃除も頑張れるし、長く大切に物を使う思考の私にとってもそれがベストな選択だと思ったのです。
周辺の3LDKの家賃相場は13万~なので、家賃補助が出なくなったとしてもお家を買ったほうが住宅ローン減税もあるし、と思い探し始めた感じです。
お家買ったほうがいいんじゃない?と周囲に言われた。
我が家に遊びに来てくれた身内から、ここいくら払ってるの?と聞かれたことがあって。
その時に家賃を答えたら、そんなにするの!家、買えよ。と言われたことがありました^^;
いやいや、家賃補助がこれだけ出ているから。。と言いましたが、それでももったいない。と言われた言葉がずっと心に引っかかっていました。
きっと、私自身もマイホームへの憧れがあったからでしょうね。
そして、年齢的にも友人がマンションを買ったり、戸建てを買い引っ越していってしまうことを何度か経験しました。
その度に、お家買ったんだ!良いなぁ。と羨ましい気持ちになったり。
ミニマリスト的な思考が少しあったから、何かを買ったら何かを捨てる、という行動をして物を溢れでないように管理していたけれど、それでも4人家族になるとクローゼットに布団まで収納できなくなってきたり。。
バルコニーが狭いが故にお布団を干すことができなかったり。
そういった小さな不満があったことも事実です。
母も、独り身だけど自分の老後のために中古マンションを購入したし、母の友人からも、娘さんその家賃払っているなら購入したほうが良いかもね、と言ってたよと言われたり。
母からも、広いほうが心が豊かになるよ~とか。。色々言われたなぁ^^;
大事なのは自分の性格をよく理解して、自分の頭で考えることなのに、当時の私は他人のそういった言葉で簡単にゆらゆらと揺れてしまう弱さがありました。
広い家が良いのは確かだけど、私は狭いお家のほうが光熱費も安上がりだし、家族の距離も近くて結構気に入っているんだけどな。と頭のどこかでは思っていたけれど、マイホームへの憧れも同時に捨てきれなかったのでしょうね。
だって結局は買ってしまったのだから。。
家賃補助=住宅ローン減税とほぼ同額だった。
私は損をするのが大嫌いな性格です。
家を買ってカツカツの生活になるのも避けたいと思っていました。
だから、何十枚とシミュレーションした紙を書いたし、賃貸と持ち家どっちがうちにとって得か?というのもめちゃくちゃ考えました。
金額を言ってしまうと、家賃補助は2万弱出ていて年間にすると21万円ほど。
住宅ローン減税も、0.7%と改悪したけどそれでも13年間は年21万円が所得税から返ってきます。
もちろん、家を買うことになると賃貸では発生しなかった固定資産税という出費も発生するけど、減税から13年間は支払おうと思っていたし、今の賃貸で駐車場を借りると+1万円以上かかるので、それを考えると4000万のマイホームを買ったとしても年間の支出は賃貸と比べても2万円くらいしかありませんでした。
それなら、いつかは自分のものになるお家を買ったほうがいいかな、と安易に考えてしまったのです。
家賃とローンを比べてはだめなのにね。
あとひとつ判断材料になったのは、このまま定年まであと30年間賃貸に住んでいたらいくらかかるのか?
我が家の場合、4200万くらいかかる試算でした。₍家賃補助は、年齢と共にでなくなるので₎
じゃあ、今の年齢から4000万くらいの家を買ったらトータルでどのくらいかかる?と計算もしました。
利息分も含めた返済額、毎年支払う税金、修繕にかかるであろうお金。。繰り上げ返済のお金など。全て入れたら5500万くらいでした。₍もちろん計画通りにいくとは限らないけど₎
賃貸で定年までいくと、4200万。持ち家にすると5500万。
1300万も賃貸のほうが安いなら、賃貸のほうが良くない?とも思いますが、
長生きしたら定年後の住居も必要になってきますよね。
我が家は、定年後は田舎でのんびりと暮らしたいので土地300万、建物1700万くらいで老後は平屋にでも住めたらなーと思っていたけど、そうすると現役中の家賃4200万+老後の家2000万=6200万!?
それなら、今とりあえず土地付きの戸建てを買っておいて、トータル5500万の支払いだったとしても定年時に土地代で売却出来たら、1000万くらいにはなるかなぁ?と思い₍一応坪単価も見た₎
5500万ー土地代1000万=4500万
賃貸との差額は300万。それなら快適性のある家のほうがいいか!という本当に安易な考えで購入する物件を長いこと探しておりました。
買った後から言わせてもらうと、え?あんた30年後にその土地売れると思ってんの?
売れたら1000万くらいになるかもしれないけど、売れなかった時のこと考えてないよね?
現役中は賃貸でリスクを減らして、その差額を教育費や家族との思い出、はたまたNISAとかで増やしたほうが良くない?という思考に今はなっているのです。。。
それでも、当時はめっちゃ考えて考えて出した結論だったんだー!
今、築30年の戸建てでも何故か3000万以上で売りに出ているものもあるし₍誰が買うんだって話だし結局は立地が全て₎
まぁ、結局マイホームへの憧れが強くて考えが浅はかだったのが失敗の原因だったかな、と今では思っています。
お家を買おうと思った経緯についてお話しましたが、お分かりいただけましたでしょうか?
もう少し、しっかりした造りの賃貸住宅が増えると、私のような悩みにぶつかる人も減らせるし満足度も上がる生活が送れるのになーと思います。子育て世代の方は特に分譲賃貸か、賃貸の一戸建てを強くおススメします!₍高いけど₎
読んでいただきありがとうございました^^