同じ方向を見て進んでいくことの大切さ
たくさんの話し合いを通じて、改めて思ったことがありました。
他人同士が仲良くなり、お付き合いを通して結婚し夫婦となり、親となり…
家族になっていくって価値観のすり合わせの繰り返しだと思うのです。
幸い結婚するくらいだから、価値観が似ている点はあるのですが
住む場所やしたい暮らし、子供をどう育てていきたいか、細かいことまで掘り下げると意見が対立する時ってあると思うんです。
実際我が家も移住の話が収束するまでに何年もかかりました。
正確に言うと、私の一方的な移住願望を6年くらい言い続けていて、家の購入を機に真剣に夫婦で向き合い話し合った期間が1年くらい。
お互いに全て思っていることが同じなら、話もスムーズにまとまり進んでいったと思います。
実際に西条市へ移住されている方々のお話を聞くと、夫婦で田舎暮らしがしたくて。西条市の豊かな環境でお店を開きたくて。のびのびとした環境で子供を育てたくて。
そういった理由をご夫婦が共通して持っている印象が強かったです。
とっても羨ましい限りですが、だからと言って悲観することはせず(していた時期もありました。)うちはうちの考えがある、その上で夫婦の気持ちの中間地点をいくにはどうしたら良いのだろう??とずっと考えていました。
夫も自然体験や家庭菜園は好きなほうではあります。理想を叶えるために近くの畑を借りていた時期もありました。(月々めちゃ高くて今は借りてませんが^^;)
でも夫の中で仕事に価値をおいている部分が大きいのも事実だったし、目標に向かって努力している姿を見ているので応援したい気持ちも私の中にはあります。
向こうで暮らしたいなら、子供が小さい時期だけ母子だけで行ってきてもいいよ。と言ってくれたこともありましたが、
そもそも古民家で夫がいない状況で私は眠れるのだろうかw(虫とか色々。。)
夏休みに、海だー!プールだー!キャンプだー!と沢山遊べる♪と思っても、母子だけで楽しむのか、と想像するとどっと疲れが出てきたり。(笑)
そういう話をする中で、あぁ私って結構夫に頼っている部分が大きかったんだな。と新たな発見もありました。
もちろん家族みんなで生活を、体験を楽しみたい。という気持ちも大きかったです。
なので別々で暮らすという選択肢は自然となくなっていきました。
何回か分けて書いた記事にもあった通り、結論として移住はしないことになりましたが、一方的に私が話すだけではなく、夫も話の解決に向けて色々と動いてくれたこと。
実際に移住相談会に参加することでわかったことなどのおかげでようやく自分自身も納得する答えにたどり着くことが出来ました。
結婚する時もそうだったけど、同じ方向を見ていないとうまくいかないなって思います。
私たち夫婦は若くして結婚したのですが(出来婚ではないですよw若さの勢いだったと思います。)、お互いの両親に認めてもらうにはどうしたらいいだろう?と考えた結果、結婚資金を頑張って貯めることが結婚したいという気持ちを見せるわかりやすい方法なのではないか、ということで数年コツコツ貯めていましたし
それが結果として同じ方向を見る、ということに繋がっていたのかなと。。
よく夫婦は同じ船にのっているという言葉もありますよね。
舵をとるのがお互いに違う方向だったら、いつまでたっても目的地にたどり着くことは出来ないと。。
本当にその通りだな、と思います。
理想とは違う暮らしをしていたとしても、家族仲良く暮らしていけることが私の中で1番の幸せなので、それぞれ一人ひとりが今ある環境の中で自分のしたいことを少しずつしていけたら、それで良いのかもしれません。
幸い私は置かれた状況の中で楽しむ能力はあるほうなのかもしれない、と思っているので(笑)移住しないとしても、今の生活の中でやりたいことは沢山あります!
ものは考えようでいくらでも変わりますね。
だんだんと長男が反抗期にさしかかっていて、仲が良い時もあれば対立して悩むことも日々の中で出てきましたが、これも私一人では乗り越えることが難しいと思うので夫婦で話し合ってこれからも家族を守っていけたらいいなぁと思っております。
私たちの経験が誰かのお役に立てれば幸いです^^